【ウルトラマンA 第十六話 怪談牛神男】

 岡山県岡山市吉備津、福田海に日本全国で食肉用として殺された牛の魂を弔う塚があります。毎年、4月と9月の第三日曜日に全国から集まった鼻ぐり(牛の鼻輪)を護摩供養し、塚へ納める行事が行われます。

 さて、ウルトラマンAのお話では、蟹江敬三さん扮する高井という男が、鼻ぐり塚の牛の鼻輪を盗んでブレスレットにしてしまいます。ところがその鼻輪がどうしてもはずれなくなり、高井の身体はだんだん獣化してゆき、翌日には牛男となってしまいました。
 これはヤプールが人間によって食肉用として殺された牛達の怨念を高井に集中的に作用させたものでした。そして、鼻ぐり塚に「元の姿に戻してくれ」と懇願する高井をヤプールは今度は身長61メートル、体重7.7トンの「牛神怪獣カウラ」に変えてしまいました。
 ここでお約束通り、ウルトラマンA登場となるのですが、さあ、蟹江敬三さん扮する高井氏の運命は。ウルトラマンAによって殺されるのか、それとも、元の人間にもどれるのでしょうか?

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